ゲルトカルテ(GeldKarte)

ドイツ銀行協会(ZKA)が推進する電子マネーシステム。ZKAにはドイツの民間金融機関や郵政事業が参画し、すべての金融機関はZKAの決めたルールに従うことが義務づけられている。この協調精神によって、ゲルトカルテは一気にドイツ国内に普及した。約7万の金融機関の窓口で小口決済の電子マネーを扱っている。96年4月にパイロットプログラムを立ち上げてから96年末までに2,000万枚、97年末には3,800万枚の銀行カードと1,400万枚のクレジットカード、合計5,200万枚のカードを発行した。ゲルトカルテは上限400マルク(約3万円)を限度に、自分の銀行口座から現金を充填できるリローダブルタイプが主流。観光客向けのゲルトカルテもリローダブルで、銀行店頭の自動販売機で購入し、口座がなくても現金を使ってATMから何度でも充填できる。ゲルトカルテ普及の目的は小銭をなくすこと。国内の小銭を徹底的にゲルトカルテに置き換えようとしている。