OLAP:On-Line Analytical Processing(オーエルエーピー)

オンライン分析処理。オーラップと呼ばれ、多次元データベースや多次元データ分析の意味で使われている。エンドユーザー・コンピューティングの普及を背景に、エンドユーザーが要求する分析形態に応じて設計できる多次元データベース。93年にE. F. Codd博士がリレーショナル・データベースに変わる概念として発表した。従来のリレーショナル・データベースがフラットな2次元の表として設計されてきたが、OLAPは多次元処理を前提としたキューブ構造のデータ配置ができる。あるデータに関連する詳細データの抽出(ドリルダウン)、各次元に応じたデータの抽出・集計(スライシングとダイシング)といった処理が可能となる。月別、製品別、担当別、テリトリー別などに次元を変えて、データを多角的に比較分析でき、グラフ表示が行える。OLAPは情報分析やレポート作成などユーザー毎に異なる非定型情報処理に対応しやすい環境を構築する。基幹系のデータを分散するデータウエアハウスに移し、多次元処理を意思決定支援(DSS) のために活用することができる。OLAPの主要な用途に、販売予測、商品価格分析、マーケット・バスケット分析、広告宣伝効果分析、予算編成、損益分岐分析、財務情報レポート出力などがある。

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