オリコ西田社長のインタビュー記事を読んで
今週の週刊ダイヤモンド(8/28号)にオリエントコーポレーションの西田宜正社長のインタビュー記事が掲載されていました。
まず改正貸金業法、割賦販売法の完全施行の影響について触れられていますが、先日発表された2010年4~6月期決算において、大手6社のうちオリコさんだけが唯一営業収益増となったんですよね。キャッシングは業界全体で縮小しており、オリコさんも例外ではなかったようですが、自動車ローンなどの増加が大きかったとされています。
割賦販売については支払可能見込額調査が義務付けられ、マーケットとしては厳しい見方がされがちですが、西田社長はその影響を軽微とおっしゃっています。生活必需品について規制の対象外となることもあり、ニーズは底堅いと見てらっしゃるのでしょうか。
現在も割賦事業におけるオリコさんの存在感は際立つものがありますが、国内市場のさらなる足場固めをされるという意思の現れでしょうね。
他にも同じみずほフィナンシャルグループのクレディセゾンとの関係、中国進出などについてお話されています。中国進出については、「月光族」の話題とともに、以前当ブログでも取り上げました。
製造業も金融業も新興国への投資が目立ちますが、先進企業による単なるシェアの奪い合いをするだけでは、いずれ飽和して、今の国内市場と同じ帰結となりかねません。
日本市場における歴史を踏まえて、海外市場での健全なマーケット育成に貢献されながら、競争の中で信頼を獲得することによりしかるべき利益をあげてゆく。
オリコさんはそうした存在になるものと想像しています。

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