米銀向けの新送金サービス
米連邦準備理事会(FRB)が米銀向けに新しい送金サービスを始めました。
これまでの銀行送金と大きく異なるのは、受取人が銀行口座を持っていなくても送金できる点。
米国では出稼ぎ移民が多く、自国の家族などへ送金するニーズは大きかったのですが、銀行口座を持てなかったり、送金業者を利用すると高い手数料が取られるといった事で、不便な状況を強いられていました。
新送金サービスは、米国内の銀行口座から自国の指定金融機関に送金し、受取人は口座をもたなくてもパスワードと身分証を提示するだけでお金を受け取れる。手数料は1件あたり4.4ドル。
銀行間送金はこれまで非常に高い手数料を取っていましたが、この手数料設定は送金業者よりも格安です。
ちなみに、この新サービスは、マイクロファイナンス・インターナショナル・コーポレーションという企業が開発した、インターネット送金システムを採用しています。この会社は元々日本のバンカーだった枋迫篤昌氏が起業してできたもの。日本人がこんなところでも活躍していたのは驚きました。
日本国内でも、資金決済法が施行され、銀行以外の企業による送金ビジネスが開放されたばかりですが、ユニークな送金サービスをはじめる企業が出てきて欲しいですね。
